目次
大企業リストラ時代
日本の大不況によって、昔は終身安定と言われていた大企業で、今後はリストラが加速します。
その裏には少子高齢化や、日本人の義務教育が大きく関わっています。
国や企業が守れないとなったら、自分で自分を守らなければなりません。
現状を受け止めて、未来を把握しなければならないと言う事です。
国の「定年雇用努力」義務化で民間企業へ押しつけ
国は守らないから企業で従業員を守りなさい
企業でしっかりと従業員を70歳まで面倒を見てくださいね!!
70歳の人に何が出来るんだー!
70歳までいても肩身が狭いな・・・
国は「国は守らないから企業で、しっかりと70歳まで面倒見て下さいね(定年雇用努力)」と言っています。
自分が経営者だったら、長年働いて給料の高い70歳の人を会社に置いておきますか?
自分が従業員だったら70歳まで居たところで、肩身の狭い思いをしませんか?
しかし国は企業へこれを押しつけています。
老後3000万円問題
麻生さんが「年金に頼らず自分で貯めなさい」発言
麻生さんが「年金には頼らずに自分で3000万円貯めなさい!」と発言しています。
と言うことは年金なんて貰えない。また貰えたとしても、生きて行ける金額ではないと言う事になります。
経団連会長とトヨタの社長が「終身雇用なんて無理」と発言
経済界トップの経団連会長、トヨタの社長も「終身雇用なんて絶対無理!」と言っています。
国は国民を守らない、企業も従業員を守れない、と言う事になります。
大手に勤めて終身安定は昭和の考え
昭和の時代では、大手に勤めて退職金と年金で悠々自適生活。と言うのは確かにありました。
しかし現在は国=国民を守れない。企業=従業員を守れない。と言う状況です。
「大手に勤めて終身安定」なんて言うのは、昭和の考えで一切通用しません。
自分で自分を守らなければ、いけないのです。
なので誰にも頼らずに自分自身で、スキルを付けなければならないです。
日系企業が外資系企業の方針
外資系企業方針で年功序列の廃止
日系企業=将来を見てくれるが、スキルがあっても年功序列。
外資系企業=安定はないが、スキルがあれば稼げる。
しかし日系企業も外資系化の流れが来ています。
日系企業に勤めていても、スキルがなければ稼げない、スキルがなければクビ、という未来も遠くありません。
日本は従業員を守ってくれるから、安心だ!
月25日、1日8時間働けば生活出来る!!
今日から結果報酬で、スキルがなければクビです!!
この様な考えがある為、従業員は企業に凄く甘えていました。
しかし結果報酬になると、スキルがないとクビなので通用しません。
「大手に勤めて安定した生活をしなさい」という祖父母、両親、先生などは完全無視して下さい。
結婚・子供・家・車・介護・老後
さまざまな生活環境で3000万貯めるのは無理
結婚・住宅ローン・車のローン・子供の費用・両親の介護・夫婦の老後さまざまな生活環境で、出費がかさみます。
果たしてこの状態で「自分の老後のために3000万貯めなさい」と言われて、可能でしょうか?
日本は経済状況の悪い国の様に「老人が病気になっても何もサポートされない」そんな状況になって行きます。
高齢化による肩車時代
昔であれば1人の高齢者を、騎馬戦の様にみんなで支えていました。
しかし現在は1人の高齢者を、肩車の様に1人で支えている状態です。
この状態というのは「あなたに30万あげるから、高齢者に15万上げてね!」という事になります。
そして「あなたは15万で生活して、更に3000万貯めてね!」と言っています。
15万で生活して更に3000万貯める?私には理解出来ません。
しかしこれが現実です。しっかりと現実を受け止めて、自分の身を自分で守らなくてはいけません。
まとめ
国が企業に従業員の面倒をみる様に押しつけ
企業は従業員の終身雇用なんて無理。
麻生さんが「年金に頼らないで自分で3000万貯めなさい」と発言。
日系企業の外資系化で、スキルがなければクビ。
ホワイトカラーリストラ時代の到来。
15万で生活して3000万貯めなさい、という無理難題。
次回2章に続きます。
コメント