プレゼン
皆さんプレゼンを正しく出来ていますか?
また正しく理解していますか?
「プレゼントとは?」
と言う質問に何人が答えることが出来るか?
きっとほとんどの人がプレゼンを正しく理解していません。
プレゼンとは
「説明をする」
ではなく
「相手を動かす」
と言うことです。
ここを理解する事で
①企画立案、企業遂行
②現代にあった集客
③アイディアを実際の形に
④周囲と目線を合わせた経営
⑤営業のみで独立
⑥日常でのコミュニケーションスキルアップ
が可能になります。
本当の価値
皆さんはアイディアに価値があると思いますか?
実はアイディアには全く価値がありません。
本当に価値があるのは
「アイディアを形にする事」
です。
例えば電球を開発した人は誰か?
ほとんどの人が
「エジソン!」
と言うかと思います。
しかし実際はエジソンは電球を開発していません。
電球を開発したのは
「ジョセフ・スワン」
と言う人物です。
しかし世の中では
「電球を開発したのはエジソンだ!」
と浸透しております。
エジソンはジョセフ・スワンが開発した電球を、世の中に出した人物なのです。
結局何が重要かと言うと
「アイディアではなく、形にして広める」
と言う部分に価値があると言う事です。
なので
「プレゼンスキル」
「伝えるスキル」
は非常に重要になります。
逆にアイディアがなくても、人の物を真似して伝えることが出来れば価値が上がります。
プレゼンの学び方
「プレゼンはどのように学ぶの?」
と思うかもしれないが、現在はYouTubeなどで世界中のプレゼンを見る事が出来ます。
なので世界中のトップレベルを
「徹底的に分析」
「徹底的に真似」
を必ずしましょう。
プレゼンは才能?
「御社のサービスを聞きたい」
「役員会議でプレゼンして」
と言われると焦りますよね。
そのような状況で
「俺には無理だ」
「私には無理だ」
「プレゼンは才能だ」
と思うかもしれないがそうではありません。
あくまでも
「プレゼンは法則」
です。
なので才能やセンスなど関係ありません。
法則を理解し正しく行うことでプレゼンは誰でも出来ます。
プレゼンの目的
皆さんプレゼンの目的はなんですか?
「紹介する事?」
この答えを考えた人は間違っています。
冒頭でも書きましたがプレゼンの目的は
「伝える」
「話す」
ではなく
「動かす事」
になります。
まずはここをしっかり抑えましょう。
サービスを説明して契約を締結(動かす)がプレゼンの役目になります。
なので動かなプレゼンは無駄なのでやらない様にしましょう。
プレゼンの順序
「明日プレゼンをしないといけない」
という状況であなたなら何をしますか?
「資料を作成する!」
と言う人がほとんどかと思います。
しかしこれは正しくありません。
この状況は
「手元に資料がないと不安」
「資料がないプレゼンは準備不足と思われる」
という感情になるからかと思います。
プレゼンで重要なのは
①目的を明確に
②聞き手を理解する
③リードする
と言う事です。
なので
「①何を②どの様に③リードするか」
が重要になります。
5W1H
プレゼンの目的は
「何について聞きたいか?」
「なぜそれを聞きたいのか?
「1対1かセミナーか?」
「誰に?」
「いつどこでやるのか?」
を考える事が重要になります。
誰に?
まず明確にしなければならないのは
「誰にプレゼンをするのか?」
になります。
必ず1番最初に明確にしましょう。
例えば平社員にプレゼンするとしたら、平社員は契約するかしないかの決定権は持ちません。
なので平社員には売ろうとしても売ることは出来ません。
では平社員にプレゼンをするとどのようなプレゼンが必要になるでしょうか?
多くの平社員の悩みは
「レポートの手間」
「発注決裁の手間」
の様な悩みを抱えています。
なので平社員へのプレゼンは売る事ではなく
「作業の効率化」
「手間の削除」
「早く帰れる」
と言う部分をプレゼンで打ち出さなければなりません。
なので平社員へは
「弊社のサービスであなたは楽になりますよ」
と言う部分を伝えて上げましょう。
部長へのプレゼン
部長へのプレゼンはどの様にすれば良いでしょうか?
「平社員と同じじゃないの?」
と思った人は間違っています。
「部長はどのようなものを求めているのか?」
をしっかりと考えましょう。
部長が欲しいものは
「売上が上がる」
「リピーター獲得」
「ブランディング構築」
「即時性」
などになります。
部長はすぐに売上を上げる責任があるので
「今すぐ売上が上がる物」
を求めております。
なので
「売上事例」
「短期的な効果」
をしっかりとプレゼンしなければなりません。
このように平社員と中間職でもプレゼンの内容は異なります。
社長へのプレゼン
社長の立場ではどの様な事を求めているでしょう?
「経営の安定」
「ファンの獲得」
「新規事業開拓」
「コスト削減」
の様になるかと思います。
なので
「長期的戦略」
「コスト削減」
「株価変動」
の様なプレゼンをしなければなりません。
誰に向けて資料を作るか
「明日プレゼンをして!」
と言われたら
「資料を作らなければ」
ではなく
「誰に向けて資料を作るのか?」
をしっかりと明確にしましょう。
ここの誰に?を明確にしなければ綺麗な資料を作っても、提案が通る事はありません。
「売らない(平社員)」
「売りに行く(中間職)」
「売らせる(社長)」
の様にしっかりとプレゼンを分けるようにしましょう。
プレゼンテンプレート
プレゼンをする前に上記のテンプレートをしっかり埋めて準備しましょう。
先ずは
「役職」
「責任」
「期待してること」
「趣味や興味」
を書きましょう。
「なんで趣味や興味が必要なの?」
と思いますよね?
ここにもしっかりとした理由があります。
なぜ趣味や興味が必要なのか?
「なぜ聞き手の趣味や興味を調査する必要があるの?」
と思うかと思います。
これは
「趣味や興味に合わせた例え話が出来るから」
になります。
例えば野球が好きな人には、プレゼンの例え話を野球にする事で理解して貰いやすくなりますよね。
そしてサッカーが好きな人であれば、サッカーの例え話で理解して貰いやすくなりますよね。
この様に趣味や興味で共通点を見つける事は重要になります。
期待
平社員=早く帰れる事
部長=売上が上がる事
になります。
この様に期待を明確化する事でプレゼンの内容は変わります。
なのでしっかり明確化しましょう。
ポイント
「これだけは伝えなければならない」
「時間」
「場所」
「場合」
をしっかり書き出しましょう。
「いつやるのか?」
「どのくらいの時間があるのか?」
「場所はどこでやるのか?」
(ホールでやるのか?カフェで1対1でやるのか?)
そして場合は
「スクリーンでやるのか?」
「何人居るのか?」
ここを書き出しましょう。
想定Qとは想定される事になります。
「こんな質問されるかな?」
と言う事も書いておきましょう。
そして実際のプレゼンでは
「ポイントだけを説明しましょう」
プレゼンは長くなるのが1番ダメで、どれだけシンプルに出来るかが勝負になります。
なのでポイント以外は全部消して良いでしょう。
もしくは後回しにしましょう。
ポイント以外は質問で聞かれたら答えるスタンスで十分です。
プレゼンの目的
プレゼンの目的は
「聞き手を動かす事です」
動かす為にロジカルに話そうとしますが、人の心は動きません。
聞き手の心を動かすには
「感情を動かして感動を与える」
必要があります。
これは様々な場面で当てはまります。
感情
感情とは感覚からくる物です。
そしてプレゼンでの感情に関わるものは
「視覚」
「聴覚」
になります。
そして視覚=資料・動作・表情
聴覚=会話構成・トークスキル
になります。
資料
資料を理解していない人は画像の様な資料を作ってしまいます。
因みに画像の資料は役所の資料です。
この資料を読みたい人が居るだろうか?
しかしこの資料を作ってしまう人は非常に多いです。
この資料を作ったところで絶対人は動きません。
1スライド1メッセージ
資料は
「1スライド1メッセージ」
が基本になります。
なので1枚のスライドに
「自社の強み・競合との比較」
を載せるのではなく
「自社の強み」
「競合との比較」
をしっかり1スライドで分けましょう。
アンカーフォロー
AGENDAを書いてあげて
「今回はこの事を話します」
と分かりやすくしてプレゼンを始めましょう。
そして2枚目からはAGENDAに沿って資料を作りましょう。
「・AAAAA」
の部分をアンカーフォローと言います。
これが入ることで今何について話しているのか?が分かりやすくなります。
資料を作るときは最初に
「AGENDA・アンカーフォロー」
を作ると非常に作りやすくなります。
それに沿って作成するので1時間掛かったプレゼン資料が、10分で出来てしまいます。
そしてプレゼンをする時は必ず
「ブリッジスライド」
を活用しましょう。
これは2枚目から3枚目に切り替える時に入れる物です。
これをする事で資料の枚数は増えるが、1枚の資料でまとめるよりも格段に分かりやすくなります。
資料を分けよう
資料はセミナー用と提出用では必ず分けましょう。
セミナー用はグラフなどを活用して文字を少なくし、話を聞いてもらえる様にする必要があります。
セミナー用で文字を入れてしまうと、話を聞かないで文字を読んでしまいます。
逆に提出用は文字を入れても構いません。
タイトル
タイトルはメッセージを入れるようにしましょう。
例えば
「売上の推移」
というタイトルにしてグラフを入れても、グラフをみれば誰でも分かりますよね?
なので
「売上は30%増加」
の様に資料で何を伝えたいのか?何がメッセージなのか?をタイトルにしましょう。
図がない時の対処
図やグラフがなければ、箇条書きにする事で十分に伝わります。
上記の左側が悪い例になります。
右側の様に箇条書きにしましょう。
文章を描かないで端的にすることが、プレゼン資料の重要項目になります。
図の入れ方
2種類の資料を作って見ましたが、どちらが分かりやすいでしょうか?
「各国のGDP」
とタイトルだけ入れるか。
「中国が急上昇」
「日本は横ばいで成長なし」
と入れて上げるだけで格段に分かりやすくなります。
ここまでする事で説明がいらなくて、見た瞬間に何を何を言いたいのか分かります。
さらに図を入れる時は色を分けたり、文字の色を分けたりも重要になります。
これはプレゼンを作る上での基礎です。
動作・表情
動作と表情はどの様にするでしょう。
ポイントは
①アイコンタクト
②スクリーンや紙を見ない
③動きをつける
事です。
アイコンタクト
皆さんプレゼンで1人に話していないですか?
多分頷いている人に話をしていると心地良いので、その人に話している人が多いかとおもします。
これは1番悪い事例になります。
1番重要なのは全員にアイコンンタクトを取って、全員に話をする事です。
スクリーンや紙を見ない
スクリーンを見ないのは非常に重要になります。
KeynoteやPowerPointでも開発者モデルで、説明している次のページを見ておきましょう。
これをする事で説明する以前に、話の内容を把握する事が出来ます。
動きをつける
プレゼンでは身振り手振りも重要になります。
人の習性で
「動いている物をみる」
と言うのがあります。
オーバーくらいの身振り手振りでちょうど良い位です。
動きがなければ聞き手はつまらなくなって眠くなります。
眠くなるくらいであればオーバーな身振り手振りで、集中して貰いましょう。
結局プレゼンは
「アイディアをどれだけ伝える事が出来たか」
が重要になります。
なので動きをつけてどれだけ聞いてもらうかも勝負になるでしょう。
実際に売れているプレゼンをYouTubeなどで見ると、しっかりと動きを入れております。
逆に売れないプレゼンは資料を見ながら話をしたり、ずっと止まったまま話をしております。
皆さん売れるプレゼンをしたいですよね?
なので意識的に動きをつけて行きましょう。
会話構成
飽きるプレゼンと飽きないプレゼンでは何が違うでしょうか?
この飽きるプレゼンと飽きないプレゼンでは大きな違いがあります。
1番覚えておかなければならないのは
「人の集中力は30分で限界」
と言う事です。
なのでプレゼンで1時間などやってはいけません。
30分の中でどれだけ分かりやすく伝える事が出来るかを考えましょう。
FREEのプレゼン
皆さんがオンラインサービスのFREEをプレゼンする時にどの様にするかを考えてみましょう。
まずFREEの特徴として
「オンラインで会社を設立出来る」
「自動資料作成機能」
「印鑑など付随サービスの充実」
「時間や手間の短縮」
「コストの削減」
などがFREEのサービスの特徴になります。
この特徴を元にプレゼンをしてみましょう。
このプレゼンで最初に意識しなければならないのが
「ソリューションファースト」
になります。
ソリューションファースト
ソリューションファーストとは何でしょうか?
ソリューションファーストとは
「聞き手が知りたいことを早く言う」
事です。
プレゼンで機能の説明から入る人が多いですが、それは絶対にNGです。
お客様が知りたいのは
「機能」
ではありません。
お客様が知りたいのは
「それを使う事でどのような事が解決出来るか」
になります。
なので早い段階で解決の部分を伝える様にしましょう。
CREC法
話の順番で重要になるのが
「CREC法」
を用いる事です。
CREC法とは
「結論・理由・事例・結論」
の順番で話をする事です
例えば私がFREEをCREC法で話をするとすると
結論
「FREEであれば設立費用を30%削減し、時間も3時間短縮できます」
理由
「理由は3つあり①オンラインでの作成②自動資料作成機能③印鑑などの付随サービスがあるからです」
事例
「実際に私が使いましたが司法書士に頼むより6万円安く、ワンステップで簡単に出来ました」
理由
「なので設立費用を安く、時間や手間を短縮したいのであればFREEが必要です」
この様に私であればプレゼンをします。
このような順序で話して行きましょう。
証拠の裏付け
根拠を3つにするのにも理由があります。
根拠1つ=66%
根拠2つ=75%
根拠3つ=80%
根拠4つ=83.7%
と納得度が推移しして行きます。
4つの方が納得度が高くなりますが、3つと4つでは大差がないので、根拠は3つ準備しておきましょう。
なのでCREC法に3の法則を埋め込んで話をするようにして下さい。
トークスキル
会話構成は
「ソリューションファースト」
「CREC法」
というは理解出来たと思いますが、この構成をトークスキルに生かさなければなりません。
そしt引き込まれるトークには必ず
「アテンションフレーズ」
がしっかりと入っています。
このアテンションフレーズとは
「これが無ければ絶対に無理です」
「ここが1番重要です」
「ここだけは持ち帰ってね」
の様なフレーズになります。
30分のトークであれば少なくても5回は入れる様にしましょう。
このアテンションフレーズが無ければ絶対に伝わりません。
これが無ければ聞き手は眠くなって話を聞くことはないでしょう。
前置き言葉
結局トークで重要なのは
「面白い事を言うよ!」
という前置き言葉になります。
なので
「ここだけは持ち帰って下さい」
「ここが1番重要です」
「これが無ければ失敗します」
のようなアテンションフレーズが重要なのです。
実際に一流企業の営業ではこの前置きの練習を徹底的にやらされます。
1流と2流
1流のプレゼンや営業と、2流の大きな違いがあります。
それは2流はCREC法でロジカルに話してしまいます。
なので眠くなってしまうトークになっています。
しかし1流はCREC法はもちろんだが、前置きをしっかりと入れて聞き手の集中力を維持し続けます。
そしてこれはプレゼンや営業だけでなく、私生活やYouTubeをやる際に非常に役に立ちます。
ヒゲ言葉
プレゼンや営業では絶対にヒゲ言葉を無くしましょう。
ヒゲ言葉とは
「あのー」
「えっとー」
「はい」
などです。
これをなくすには徹底的にリハーサルをやっておきましょう。
最終重要項目
インタラクティブプレゼンテーション(ソクラテスストレタジー)
少し難しい言葉ですが
「意見を直接主張してはいけない」
と覚えておきましょう。
「これがあなたには必要です」
「これがあなたにはピッタリです」
と言うよりも
自分:「顔よりもスタイルが優先んですよね?」
相手:「まそうですかね」
自分:「では顔は目を瞑る感じですか?」
相手:「ある程度は顔も大事ですね」
自分:「そうしましたらこの子が良いかもしれないですね」
最初からお勧めの女の子を出すのではなく、相手が選んだかのように女の子を出すようにする事が重要になる。
これが正しい提案です。
プレゼンや営業の上手い人はこの様な細かい所を凄く上手くやっています。
なのでQ&Aはしっかりと取り入れましょう。
まとめ
・企画立案と事業遂行
・アイディアを形にして発信
・周りと目線や視線を合わせる
・営業スキルのみで独立
・日常のコミュニケーション向上
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